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病害虫図鑑

家庭菜園でよく出る害虫・病気・生理障害の症状と予防法、使える資材をまとめました。症状のことばで検索できます。

⚠️ 農薬は「適用作物」に登録された野菜にしか使えません(農薬取締法)。購入・使用前に必ずラベルの適用作物・希釈倍率・使用回数・収穫前日数を確認してください。登録内容は変更されることがあるため、最新情報は農薬登録情報提供システム(農林水産省)で確認できます。

害虫

アブラムシ

多い時期: 4・5・6・9・10月

症状: 新芽や葉裏に小さな虫が群がる。葉が縮れ、ベタベタする。ウイルス病も媒介する。

予防: シルバーマルチ・防虫ネット、チッソ肥料のやりすぎを避ける。見つけ次第テープで取る。

かかりやすい野菜: トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、オクラ、エダマメ、トウモロコシ、ジャガイモ、ダイコン、ニンジン、コマツナ、ホウレンソウ、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、ニンニク、ラディッシュ、レタス、ミニトマト、シシトウ、トウガラシ、ゴーヤ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、インゲン、スナップエンドウ、ソラマメ、サトイモ、カブ、ミズナ、チンゲンサイ、カリフラワー、ルッコラ、シュンギク、シソ(大葉)、バジル、パセリ、イチゴ

害虫

アオムシ・コナガ

多い時期: 4・5・6・9・10・11月

症状: キャベツなどの葉に穴があき、緑の幼虫やフンが見つかる。

予防: タネまき・植え付け直後から防虫ネットでトンネル。モンシロチョウを寄せない。

かかりやすい野菜: オクラ、ダイコン、ニンジン、コマツナ、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、ラディッシュ、カブ、ミズナ、チンゲンサイ、カリフラワー、ルッコラ、シソ(大葉)、パセリ

害虫

ヨトウムシ

多い時期: 5・6・9・10月

症状: 夜に葉を食べ、昼は株元の土に隠れる。一晩で葉がボロボロになることも。

予防: 株元の土を浅く掘って捕殺。卵の塊がついた葉を取り除く。

かかりやすい野菜: サツマイモ、ダイコン、コマツナ、ホウレンソウ、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、レタス、サトイモ、カブ、チンゲンサイ、カリフラワー、バジル、モロヘイヤ

害虫

オオタバコガ

多い時期: 7・8・9・10月

症状: トマト・ピーマンの実に穴をあけて中に入り込む。

予防: 穴のあいた実はすぐ摘み取って処分。防虫ネットで成虫の産卵を防ぐ。

かかりやすい野菜: トマト、ピーマン、ミニトマト、シシトウ、トウガラシ

害虫

ウリハムシ

多い時期: 4・5・6・7月

症状: オレンジ色の甲虫がウリ科の葉を円形にかじる。幼苗が全滅することも。

予防: 植え付け直後はあんどん(肥料袋で囲う)や防虫ネット。シルバーマルチも有効。

かかりやすい野菜: キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ

害虫

テントウムシダマシ

多い時期: 5・6・7・8月

症状: ナス・ジャガイモの葉を網目状に削って食べる。28個の斑点があるテントウムシ。

予防: 成虫・卵・幼虫を見つけ次第捕殺。ジャガイモの近くにナスを植えない。

かかりやすい野菜: ナス、ジャガイモ

害虫

ハダニ

多い時期: 6・7・8・9月

症状: 葉に白いかすり状の斑点。乾燥した高温期に急増し、葉が枯れる。

予防: 乾燥を嫌うので葉裏に水をかける(葉水)。

かかりやすい野菜: ナス、キュウリ、ゴーヤ、インゲン、サトイモ、シソ(大葉)、バジル、モロヘイヤ、イチゴ

害虫

カメムシ

多い時期: 7・8・9月

症状: マメ類やピーマンのさやや実を吸い、実が落ちたり変形する。

予防: 防虫ネット。見つけたら容器に落として捕殺。

かかりやすい野菜: ナス、ピーマン、オクラ、エダマメ、シシトウ、インゲン

害虫

キスジノミハムシ

多い時期: 5・6・7・8・9月

症状: 小さな甲虫が葉に細かい穴をあける。幼虫はダイコンの根の表面をかじる。

予防: 防虫ネットを土のすき間なく張る。アブラナ科の連作を避ける。

かかりやすい野菜: ダイコン、コマツナ、ラディッシュ、カブ、ミズナ、チンゲンサイ、ルッコラ

害虫

アワノメイガ

多い時期: 6・7・8月

症状: トウモロコシの茎や雌穂に幼虫が入り込み、フンが出る。

予防: 雄穂が出たら受粉後に大部分を切り取ると被害が減る。

かかりやすい野菜: トウモロコシ、ショウガ

害虫

ネキリムシ・コガネムシ幼虫

多い時期: 4・5・6・9月

症状: 苗が地際で切り倒される / イモや根がかじられる。

予防: 植え付け前に土をよく耕して幼虫を取り除く。未熟堆肥を使わない。

かかりやすい野菜: ジャガイモ、サツマイモ、ラッカセイ

病気

うどんこ病

多い時期: 5・6・9・10月

症状: 葉に白い粉をまぶしたようなカビが広がる。

予防: 日当たり・風通しを良くし、チッソ過多を避ける。発病葉は取り除く。

かかりやすい野菜: ナス、キュウリ、ピーマン、ミニトマト、ゴーヤ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、スナップエンドウ、イチゴ

病気

べと病

多い時期: 5・6・9・10月

症状: 葉脈で区切られた黄色い角張った斑点。葉裏にカビ。雨が続くと急増。

予防: 水はけを良くし、マルチで泥はねを防ぐ。肥料切れにも注意。

かかりやすい野菜: キュウリ、ホウレンソウ、ハクサイ、タマネギ、シュンギク、ネギ(葉ネギ)

病気

疫病

多い時期: 5・6・7月

症状: 葉や茎に暗褐色の水っぽい病斑。トマト・ジャガイモで一気に広がる。

予防: 雨よけ・マルチで泥はねを防ぐ。トマトとジャガイモを近くで作らない。

かかりやすい野菜: トマト、ジャガイモ、ミニトマト

病気

灰色かび病

多い時期: 3・4・5・6・11月

症状: 花や実に灰色のカビ。低温多湿で発生。

予防: 枯れた花がらを取り、密植を避ける。

かかりやすい野菜: トマト、ミニトマト、イチゴ

病気

青枯病

多い時期: 6・7・8月

症状: 晴れた日中に急にしおれ、数日で青いまま枯れる。土壌伝染。

予防: 接ぎ木苗を使う。ナス科の連作を避ける。発病株は根ごと抜いて処分。

かかりやすい野菜: トマト、ナス

有効な薬剤はありません。予防と早期の抜き取りが基本です。

病気

モザイク病

多い時期: 5・6・7・9月

症状: 葉に濃淡のモザイク模様が出て縮れる。アブラムシが媒介するウイルス病。

予防: 治療薬はない。アブラムシ対策が予防そのもの。発病株は抜き取る。

かかりやすい野菜: キュウリ、ピーマン、シシトウ、トウガラシ、ズッキーニ、ソラマメ

生理障害

尻腐れ症

多い時期: 6・7・8月

症状: トマトの実のお尻が黒くへこむ。カルシウム不足(乾燥・肥料過多で吸えない)が原因。

予防: 植え付け前の苦土石灰、水やりのムラをなくす、マルチで乾燥防止。

かかりやすい野菜: トマト

害虫

アザミウマ(スリップス)

多い時期: 5・6・7・8・9月

症状: 葉にかすり状の白い斑点ができ、ネギ類では葉が白く抜けたようになる。乾燥した時期に多い。

予防: 周りの雑草を減らし、シルバーマルチや青色粘着シートで寄せ付けない・早めに見つける。

かかりやすい野菜: タマネギ、ニンニク、ネギ(葉ネギ)、ニラ

害虫

ハモグリバエ(絵かき虫)

多い時期: 4・5・6・10・11月

症状: 葉に白い曲がりくねった線が描かれる。幼虫が葉の中を食べ進んだ跡。

予防: 線の先にいる幼虫を指でつぶすか、被害葉を摘み取る。防虫ネットで成虫の産卵を防ぐ。

かかりやすい野菜: スナップエンドウ、シュンギク

害虫

ネコブセンチュウ

多い時期: 6・7・8・9月

症状: 根にこぶがたくさんでき、株の育ちが悪くなる。晴れた日中にしおれる。

予防: 連作を避け、前作にアフリカンマリーゴールドを育てる。夏に透明マルチで太陽熱消毒する。

かかりやすい野菜: オクラ、ニンジン

病気

炭疽病

多い時期: 6・7・8・9月

症状: 葉や実に褐色の丸い病斑ができ、穴があく。雨や水はねで広がる。

予防: 雨よけやマルチで泥はねを防ぎ、発病した葉は早めに取り除く。

かかりやすい野菜: キュウリ、スイカ

病気

つる割病

多い時期: 6・7月

症状: ウリ科のつるが日中にしおれ、株元が縦に割れてヤニが出る。土壌伝染。

予防: 接ぎ木苗を使い、ウリ科の連作を避ける。発病株は根ごと抜いて処分。

かかりやすい野菜: キュウリ、スイカ

有効な薬剤はありません。予防と早期の抜き取りが基本です。