家庭菜園の農薬の選び方と安全な使い方|適用作物・希釈・収穫前日数
病害虫の被害が大きいときは、農薬を正しく使うのも一つの方法です。ただし農薬には法律で決められた使い方があり、守らないと違法になるだけでなく、収穫物の安全にも関わります。
⚠️ 農薬は「適用作物」に登録された野菜にしか使えません(農薬取締法)。購入・使用前に必ずラベルの適用作物・希釈倍率・使用回数・収穫前日数を確認してください。登録内容は変更されることがあるため、最新情報は農薬登録情報提供システム(農林水産省)で確認できます。農薬の選び方と使い方
このサイトでは、上記システムでその野菜・病害虫への登録を確認できた薬剤だけを掲載しています(2026年10月28日確認)。
まず「適用作物」を確認する
農薬は、ラベルに書かれた「適用作物」にしか使えません(農薬取締法)。たとえば「トマト」に登録された薬でも、「ミニトマト」が別に書かれていなければミニトマトには使えない場合があります。
登録内容は変更されることがあるため、購入時はラベルを必ず確認し、最新の情報は農林水産省の農薬登録情報提供システムでも確認できます。
希釈倍率・使用回数・収穫前日数
水で薄めて使う薬剤は、ラベルの希釈倍率を守ります。濃くしても効果は上がらず、葉を傷める薬害の原因になります。
「収穫前日数」は、最後に散布してから収穫できるまでの日数です。「収穫前日まで」とあれば散布の翌日から収穫できます。「使用回数」は、その作物に対して栽培期間中に使える上限の回数です。
食品成分由来・有機JAS対応の薬剤
でんぷんや食酢、ヤシ油など食品に由来する成分の薬剤や、BT剤(微生物由来)など、有機JAS規格で使えるものもあります。効き目はおだやかなものが多いですが、収穫前日まで使える作物が多く、家庭菜園で使いやすいのが特長です。
これらも農薬として登録されているので、適用作物と使用方法を守る点は同じです。
農薬に頼りすぎない予防
防虫ネットやマルチ、コンパニオンプランツ、連作を避けること、風通しをよくすることなど、薬を使わない予防も効果的です。病害虫図鑑では、病害虫ごとの予防法をまとめています。
害虫は数が少ないうちに見つけて取り除くのが一番の対策です。マイ菜園に登録すると、2〜3週間ごとに病害虫チェックの時期をお知らせします。
散布するときの注意
風のない朝か夕方に散布し、マスク・手袋・長袖を着用します。近隣の洗濯物や、ペット・子どもに薬がかからないよう配慮しましょう。
使い残した薬液は作り置きせず、その日のうちに使い切ります。保管はラベルの指示に従い、子どもの手の届かない場所で、食品と区別して保管します。