支柱の立て方と誘引の基本|トマト・ナス・キュウリの仕立て方
背が高くなる夏野菜は、支柱でしっかり支えることで、倒れず、日当たりと風通しがよくなり、病気も減ります。
支柱の種類と長さ
園芸用支柱は、表面に凹凸のある鋼管入りのものが滑りにくく使いやすいです。トマトやキュウリには長さ210cm前後、ナスやピーマンには150cm前後、プランターでは120〜180cmが目安です。
支柱は植え付けと同時か、植え付け直後に立てます。根が張ってから深く差すと、根を傷めてしまいます。
立て方の種類
直立式: 1株に1本ずつまっすぐ立てるシンプルな方法。プランターや株数が少ないときに。
合掌式: 畝の両側から支柱を斜めに立てて上で交差させ、横に支柱を渡して固定する方法。強風に強く、トマトやキュウリをたくさん育てるときに向きます。
あんどん式: プランターの縁に3〜4本立て、まわりにリングやひもを巻く方法。つるが伸びるキュウリやアサガオ型の野菜に便利です。
誘引のやり方
茎を支柱にひもで留めることを誘引といいます。茎と支柱の間でひもを交差させる「8の字結び」にして、茎が太くなっても食い込まないよう余裕を持たせます。
誘引クリップを使うと、ひもを結ぶより手早く留められます。生長にあわせて20〜30cmごとに留めていきます。
わき芽かきと摘心
葉の付け根から出る芽をわき芽といいます。トマトはわき芽を全部取って1本に、ナスやピーマンは一番花の下のわき芽2本を残して3本に仕立てるのが基本です。晴れた日の午前中に、小さいうちに手で摘み取ると傷口が早く乾きます。
主枝の先端を摘むことを摘心といいます。支柱の高さに届いたら摘心すると、それ以上背が伸びず、実に栄養が回ります。
台風・強風の前に
強い風で株が揺れると、根が傷んだり茎が折れたりします。台風の前は支柱同士をひもでつなぐ、斜めに補強の支柱を入れるなどして固定し、プランターは風の当たらない場所に移します。